about
“ 音楽やアートを通して 人と大地のつながりをもう一度みつめなおす ”
「daichi no kioku」(大地の記憶)は、2011年の東日本大震災をきっかけに別所地域に住む有志数名が集い、「音楽やアートを通じて人と大地のつながりをもう一度見つめなおす機会を作る」ことを目的に開催してきたアートイベントです。江戸時代に現在の地に移転され、地元の方々に愛さ れながら長い歴史を育んできた別所神社の神楽殿を舞台に、毎年開催を重ね今年で9年目を迎えます。
これまでに、和太鼓集団「GOCOO」(ゴクウ)をはじめ、ファイアーパフォーマンス集団 「GOROPIKA」(ゴロピカ)といった第一線で活躍するアーティストや、地元の「和願太鼓」によるオープニングアクトで、力強い演奏やパフォーマンスを繰り広げてきました。
過去には「daichi no kioku 2015 中秋の名月・芝居編 ー月の光がてらす 鎮守の森で 大地とおどるー」と題し、「タヨ ングム」による韓国伝統音楽と、京都を拠点に活動を展開する劇団 「このしたやみ」による現代 に蘇る日本古来の物語の競演を行いました。
今年は、イギリス・ロンドンより劇団「パッション・イン・プラクティス:シェクスピア・アンサンブル」が来日し『マクベス』を上演する予定です。
自然と調和した歴史深い別所神社の場で和太鼓、火のパフォーマンス、そして古典劇を表現することにより、改めて音楽や演劇、アートなどの活動を通じて、人が大地とのつながりを思い出し、私たちの日常や地域が、再び人類の記憶にある自然と調和した暮らしのエッセンスを取り戻すきっかけになることを願っていま す。
主催:daichi no kioku 実行委員会 共催:文化財de文化祭実行委員会、一般社団法人シアター&アーツうえだ
協賛:別所神社観光協会 協力:別所温泉旅館組合、別所神社